■テーマ「共感って?」
■ひとこと参加&当日参加者のはじめの考え「私にとって共感とは」(発表順不同)
・この人だったら心と心が通じ合っているので、何でも話ができ、言葉に出ていない相手の気持ちも痛いほどわかること
・少数派の発見
・感情を共有すること
・かゆいところに手が届く。思っていたことを相手が言ってくれて、そうそう。と思ったとき
・共感と同感はどう違う?たぶん相手が言葉にしていない感情を、代わりに正確に言葉にすることが出来ているならば「共感」できているのではないだろうか
・一方的?相互?「感情移入」との違いは?受動的感覚。個人の感想に近い感情。必ずしも一致しないが精度は上がる。
・ちがいの異なる点を真摯に認め合う中で、わずかながら擦り、交わり、また離れた瞬間を見過ごさないでいようとする姿勢、態度、対話のたたずまいそのもの。瞬間だが、永遠に続く瞬間
・同意、賛成とはちょっと違う?深いところで同じ気持ち
・一時的なイメージや感覚、感情のリンク。正でも負でも起こるベクトルの合致。自分は共感していても、相手と強さが違うことも
・今まで感じてきたことを踏まえての直感
・ハーモニクスである
・瞬間的な周波数の一致
・自分の体験に基づいた他者との気持ちの共有。相手を知りたい気持ちの一端
・まずは相手の気持ちになって考える。境遇や考え方、ものの見かたが近いと距離も縮まりやすい。対人関係を円滑に回すツール。ただし生半可なものはかえって反発を生む。諸刃の剣
・それもコミュニケーションの1つ。愚痴を聞いて同じ者を共有することもあり。
・うんうんってなる感じ。全くよりそうこと。共に感じる喜び、悲しみ、感情
・その人の気持ちをわかってあげること?表面だけじゃなく、なぜそのような結論に至ったかあってこそのもの。答えだけが重要なのではなく、それまでの「式」が考えられている
・相手の発言を自分の経験になぞらえて思いをはかること。とか?
・相手に対する思いやりと自分の納得が一致すること
・自分の主体性のなさである
・相手の感情をシミュレートすること
・解釈、他者(自己)惜定(?)
■対話の中で
・共感とは想像ではないか?
→必ずしも同じかどうかわからない
・「感情を共有すること」←未来のイメージがする。そのほかのものは発見のイメージ。
★共感ってどんな意味?
→共感の「感」ってなに?
☆感情?
☆感覚?
☆感性?
どれかだけでは補えないのではないか
・理性的な考えと感覚的な考えがある
→明確にこれは理性、これは感覚とわけることはできないしする必要もないが、ある程度のグラデーションはありそうだ。
ただしグラデーションを明確にすることもまた必要はないだろう。
★共感は
→「するもの?」 :共感することを目指している。肯定しようとしている。 理性 行為 目的
→「おきること?」:フラットに接する。結果として共感がおきることがある。 感覚 反応 結果
・対象者の必要性
→共感を人に抱くとは限らない 芸術、数学への共感など
→人に対して抱く以外にないため人が必要
・他人のことは本当にはわからない、共感はおこらないもの
言葉や知、知識の型に押し込めていて、本当のところを入れ込めないもの
例えば→クロールという泳ぎ方、全員同じ泳ぎではないがそれをクロールと呼ぶこと
→実は自分は左右の目で見える色が異なる。自分の中でも違うのに、「白」を白と呼ぶが、全員が同じ白を見ていない
・「惜定(?)」
例としての暴力について
「私とは何であるのか」、行為を通して相手と自分をわける
位置関係ができる
「みせしめの刑」「ネットの炎上」叩くことによって叩くことができる
「私はまともだ」「私とは違う」→自己を位置づける
アイデンティティ
正義を求めているのではなく、正義の側にいる自分の確認
「敵だ」暴力<>同情「かわいそう、救いたい」
同属のとき「救いたい」同じ経験、様式
自己を確認すること
人と結びつくことは絶対にできない
主体性を持っていたら共感は起こらない←「自分の主体性のなさである」
・共感するにあたり
過程がある←人、自己惜定
過程がない(瞬間)←人でなくても←「瞬間的な周波数の一致」、芸術や数学への共感。それらが真理、普遍の表現だと知ったとき共感する←→それを共感と呼ぶ感覚が自分の中にはない
・「相手の感情をシミュレートすること」
シミュレーションとは昔は模倣しか意味されなかったが、現在ではオリジナルがないものを複製することを指している。
言語化することができないものを「こうだよね」と解釈して行うこと。
・感情は存在するが、現象しない。だから合っているかはわからない。
★共感と同感はどうちがう?
:共感は感情の一致、同感は意見の一致「このように戦略展開したいと思います」「同感です」←共感ですとは使わない
:「共感できるが同感できない」という表現がある
:同感は「私とあなたの感覚は同じでした」
:同感は「共にできる感性
■対話の終了にあたりあらためて考えてみる「私にとって共感とは」
・真理、普遍、不変を事象から見出す瞬間←なぜそれは共感と呼べるのか?
・思い遣りのある思い込み
・行為
→もやもやとした思いを持ち帰る。
→共感という言葉はよく飛び交うように思うが、自分の中でもまとまらないし、他人の考えとの違いに驚いた。
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